ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落108 [2012-06-15]

108 Perhaps you feel that I use the word consciousness a great deal and place emphasis on it. And you may wonder, why? It is because the consciousness has been neglected through the ages while the mind has been exalted. And did Jesus not say that we are the Temples of the Living God? It could be said in this way, know yea not that yea are the embodiment of the living consciousness?

108 おそらく、貴方は私が意識という言葉を大変多く使用し、それに力点を置いているとお思いになるでしょう。そして何故だと思うかも知れません。それは何世代にわたり心が増長して来た一方で、意識は無視されて来たからなのです。そしてイエスは私達は生ける神の社であると言わなかったでしょうか? それはまたこのように言うことが出来ます。貴方は自分が生ける意識を体現したものであることを知らないのかと。





【解説】

アダムスキー氏が伝えた他惑星社会における人々の内面理解における最も重要な点は、この「意識」という概念ではないでしょうか。とかく従来は、アダムスキー哲学に初めて触れた方にとって、この意識とは何か特別な神秘力のように捉えられがちです。その結果、勝手に「意識と一体化する!」等の念仏のような唱文によって、何らかの奇跡が起こることを願う場合もある程です。

しかし、本講座の学習者には、もっと客観的に何故、アダムスキー氏が「意識」という表現を用いたかを改めて考えて見る必要があります。それは、その存在が私達が通常、「意識」と表現するような状態に近い存在の中に宇宙英知があることを意味しているからです。

空間上に、何か塊として存在するのではなく、あらゆる場所に偏在し、全てを知る知性が意識であり、私達とは印象によって交流することが出来るものであると考えています。心静かに澄ませば、これらの源泉から印象は容易に湧き起こり、適時適切にアドバイスが与えられます。それは丁度、親がわが子を見守るように私達を支援する創造主の姿に似ています。言い換えれば、私達はその「意識」を体現すべき存在だとも言えるでしょう。


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