ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落102 [2012-06-07]

102 All nature, with the exception of man, operates by the will of Cosmic Law. In plain, nature lends itself to the law, or the will of the Creator. Yet the form of man operates under the same law that nature does, while the free-will of man operates contrary to it.

102 すべての自然は人間を例外として除けば、宇宙の法則の意志によって動いています。簡単に言えば、自然は自分自身をその法則、創造主の意志に委ねています。一方で人間の身体は自然と同様、同じ法則の下で動きますが、人間の自由意志だけがそれに反して働いているのです。





【解説】

先日、ツバメの巣を観察する機会がありました。ある高速道路のサービスエリアのトイレの軒に5羽のヒナが育っていました。土で作った巣にもうすぐ巣立ちかと思われるヒナが親鳥がエサを運んで来るのをじっと待っていました。

自然界の生物達は手近にある環境の中で、巧みにそれらを利用して生活し、身体一つで他に道具や資産を持たない存在でも、逞しく生活を謳歌しています。自然界ではどの生きものも、皆各々の生活を若々しく過ごせる理由は何でありましょうか。

そのような愛らしいツバメのヒナの様子を見るにつけ、独り人間だけが様々な苦難にあえいでいるように思ってしまいます。その原因が本項に書かれている人間の心の問題なのです。

私達の肉体も、心の余計な干渉がなければ、平穏に機能しているものを、要らぬ心配や過度な欲望、あるいは恐怖から自身の身体を痛めつけているという訳です。

その問題を解決することが私達一人一人の長年の課題なのですが、その目指すお手本は身近な自然の中にあるようです。


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