ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落098 [2012-06-01]

098 So it is with man. For he has all the potentials of expression built in, as it were. And he must inhale and exhale the breath of life to be of service. Should he cease breathing he would become a stilled instrument without any motion. Yet to inhale and not exhale the continuous state of life expression would cease. THE BREATH OF LIFE must pass through the form continuously for it to be active. It is comparable to the ether waves that feed the television set. Notice that the breath of life and the ether waves are everywhere and know no barriers, but they need an instrument to express through.

098 それは人間にも当てはまります。何故なら、人は内部に言わば全ての表現力が組み込まれているからです。そして人は役立つ為には、生命の呼吸を吸込み、吐き出さねばなりません。人がもし呼吸を止めたとしたら、何らの行動もしない静止した装置になってしまうでしょう。また、吸込むだけで吐き出さなければ、生命の継続状態は止まってしまうでしょう。「生命の呼吸」は形有ある物が活動的である為には絶えず体内を通っていなければなりません。それはテレビを養っているエーテル波に例えることができます。注意して欲しいことは、生命の呼吸もエーテル波も何処にでも存在し、それを妨げるものは無いのですが、それらは表現される為には道具が必要なのです。





【解説】

私達は生命の海の中に暮らしています。そこには生命力の源泉と印象波が満ちており、すべての生きものがそれらの発現者として各々の役目を果たしている訳です。

本項で著者はいくつかのポイントを私達に示しています。その第一は私達自身の中に既に、全ての表現分野について潜在的な可能性(能力)を備えていることです。言い換えれば、人生あらゆることにチャレンジして、その分野の才能を開花出来る素養を既に備えているという訳です。

第二はそれらの機能を発揮する為には、生命の呼吸が大事になるということです。通常の呼吸についても古来よりヨガや座禅法等で知られるように様々な呼吸法の研究がありますが、それに類似した意図から、宇宙生命力を積極的に自身の体内に取り入れる要素が必要です。自ら進んで宇宙的生命を受け入れようとする姿勢です。

第三として私達人間は最高位の創造物として、或る意味、宇宙全体からすれば稀有の表現者として創造主から大いなる期待を受けているということです。広大な宇宙空間の中にあって地球が貴重な存在であるとの実感はことごとく宇宙飛行士が述べることですが、宇宙全体から見れば私達一人一人は大変貴重な存在と言えるのです。これらを踏まえて私達は日頃、如何に優れた源泉と繋がり、そのメッセージを体現するかがポイントになります。


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