ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落087 [2012-05-17]

087 Our misinterpretation of its impressions gives us bad results. For many times the mind does not want to be dictated to and acts on its own. The mind in some cases is like a child who is told that if he touches a hot stove he will be burned. But he does not want to be told, so he burns his hand and it is painful. But he did have the experience even though this is the hard way of learning.

087 そのもたらされる印象への私達の過った解釈は私達に悪い結果をもたらします。何故なら多くの場合、心は指図されることを嫌いますし、自らの判断で行動してしまいます。ある場合には心は熱いストーブに触ると火傷すると教えられている子供のようなものです。しかし、彼は教えられることを嫌って、手に火傷をして痛い思いをするのです。しかし、これが学ぶ上で辛い道であったとしても彼は体験を得た訳です。





【解説】

私達を包む意識に対し、私達がそれを知覚する手段は印象を通じてのみ行われます。即ち、私達は意識を理解する為には印象を正しく解釈出来ることが必要です。

ところがこの印象に対して私達は自分の都合が良いように解釈したり、理解出来ない印象は無視しがちなのです。幼児の火傷のたとえのように意識から警告が発せられているにも拘らず、私達はその忠告を受け入れず多くの不完全な行為を行うことも多いのです。

この場合、解決策はまず私達を包む、本講座で意識と称される生命の息吹を信頼し、時に応じてやってくる印象類(インスピレーション)を大事にして、印象に従った行動をとることです。仮に些細な事でも正しい印象の扱い方を学べば、次回からはより多くの印象を感知でき、日常の行動に活かすことが出来るという訳です。


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