ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落086 [2012-05-10]

086 Regardless of what the expression may be, one should make the mind recognize and respect the consciousness as the life of the expression. Consciousness is not a respecter of forms or persons, it lends itself to all in all acts. For itself knows neither good nor bad, but its guidance is always for what we call the good.

086 その表現物が何であれ、人は自らの心に意識をその表現物の生命体として認識し尊敬させなければなりません。意識は形有るものや人物の尊敬者ではなく、それはありとあらゆる行動に自らを貸し与えています。何故なら、意識自身は善も悪も知ることはなく、それでいてその導きはいつも私達が善と呼ぶものに向っているのです。



【解説】

意識自体は意識を理解しているからといって、その者を特別視したり、恩義を与えたりすることはありません。磔刑に遭ったイエスに対しても天の父は特別に助けることはなかったと聖書は伝えています。問題なのは人間の側にあって人間が自分達が何をしているかを自覚できていないことにある訳です。

意識は全ての形あるものを因の側から支え、その形を維持するよう、必要な情報と指示を与え続けており、その形あるものをどのように使用するかについての責任は人間の側にあるのです。

善人も悪人も平等に生命の支えを与えている意識の中には、善悪の区別はないという訳です。


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