ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落085 [2012-05-09]

085 To make the blend it is necessary for an individual to cultivate the habit of having the mind think of the cause behind the action, what ever it may be. And analyze each action to see if it was habitual from the past experiences and purely mental and self centered, or of a cosmic nature, which one must strive to attain.

085 この融合を造り出すには各人は自らの心に行動の背後にある原因についてそれが何であろうと常に考えさせる習慣を養うことが必要になります。そして個々の行動についてそれが過去の体験から来る習慣的なもので単に心によるもの、自己中心のものか、あるいは宇宙的な性質のもの、人が達成しようと励まねばならないものかどうかを見分けるよう分析することです。





【解説】

昨日、久し振りにイエスの生涯を描いたビデオの一つ(「キング・オブ・キングス」)を見ましたが、2000年前、民衆に説いたイエスの教えを当時の人々は十分には理解せず、奇跡を求めるばかりでありました。そればかりか、イエスを無理やり罪を押し付けて葬り去ろうとした訳です。真理に対する私達の理解はその後、物質中心への一変する一方、生命の息吹である意識については学ぶことはありませんでした。

本項はその一歩としてまず私達の日常の行動について、それが何に起源を発するかをよく調べよと説いています。この場合、「行動」とは具体的な行為を意味する訳ですが、広く言えば私達の心が瞬間瞬間に抱く想念についても同様に、それが何処に起源を発するものか、何処から来るものかを観察せよと説いていることでもあります。

想念レベルの段階で、それをより良いものに保つことが出来れば、進歩は容易に生まれるものと思われます。より真理に近い原産からの印象を取り込む中で、その想念に基づく行動の結果、更に新しい体験に巡り会う等、私達一人一人が歩むべき道が、前に進む度に示されるという訳です。


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