ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落078 [2012-04-25]

078 And what is this higher intelligence? Again we have to refer to the consciousness for a definition. For at times it impresses the mother's mind to seek a certain type of food that she does not ordinarily care for, because this chemical is needed in constructing the infant form. And this intelligence causes the movement within the mother's body. No voice of instruction is heard yet the mind of the mother knows that some change has taken place. This is done by impressions for consciousness does not use sound as we know it. It is this consciousness that is the creator or builder of the form as near as we can tell. And this is all done independent of the mind. Even here the mind may interfere by opposing the impressions that come, like the food. Either by not seeking it or not being able to get it, which could bring about an imperfect form.

078 次に、このより高い知性とは何でしょうか?ここで再び定義の為に意識について引用しなければなりません。何故なら時々、胎児の建設に化学物質が必要となる為、それは母親の心に彼女が普段は好まないある種の食べ物を求めさせるからです。そしてこの知性は母親の体内に運動を生じさせます。声に出しての指導は聞こえませんが、母親の心は何らかの変化が起ったことを知ります。意識は私達の知るような音を用いませんので、これは印象によって行われます。私達がこの形あるものの創造主あるいは建造者と呼ぶのに近いのはこの意識なのです。しかもこれは心とは全て独立して行われています。ここにおいてもなお、心は食べ物の場合のようにやって来る印象に反対することによって妨害するかも知れません。それを求めることをしないか、摂ることが出来ないことによって、不完全な人体をもたらすことになるかも知れないのです。





【解説】

本項は妊娠中の女性についての話でしたが、同様なことは必要性に応じて一人一人に対しても行われていると言えるでしょう。無言の印象を通じて英知なる存在から各自の心に様々なアドバイスが降り注がれているものと思われます。

これらの印象類は各個人の状況によって異なる訳で、各々に向けた創造主の愛情の現れとも言うことが出来ます。降り注ぐメッセージに対して私達は鈍感であり、時に感受してもそれを無視し続ける等、容易にはそれらを受け入れようとはしません。それと分かる明確な証拠や納得できる理由も無いのに、それら突発的な印象には従えないというのがエゴの言い分でもあるのです。

一方で、目の前でスプーンを曲げたりする「しるし」を見せ、相手のエゴを支配下に置くような所業を為す人々が見られるようになる等、迷える子羊に対する危険性も増しています。それを防ぎ、真に宇宙的本源から来る印象類を指向し、その成就を為すためには、まずは自らを日々高める鍛錬を行い、高次な印象のみを受信するような心の状態を保つことが必要です。私達は結果を求めるのではなく、印象の発信源である創造主に自らを指向する態度が基本に無ければならない訳です。


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