ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落054 [2012-03-22]

054 Unless the sense mind disciplines itself and allows the consciousness to govern it, it will continue as it has in the past.

054 感覚心が自身を鍛練し、意識に心の支配を任せるようにしない限り、その状態は過去と同様、引続くことでしょう。





【解説】

この生命の科学講座に出てくる学習内容は、万人共通のものであり、その学習は全く個人の選択に委ねられています。個人個人が自らをその方向に仕向け、意識という生命力に自らを委ねることをしない限り、進歩は無く、そのままの状態に留まることになると本項は指摘しています。

私達各自が人生を送る目的の中で最大のものは、この意識なるものに目覚めることなのですが、それらは基本的に各自の選択ということになります。その選択を創造主は長く待ち続けているという訳です。その間、本人は自ら蒔いた種から出た結果を刈り取りながら、結果の世界で格闘することになりますが、その期間は当然ながら、転生後の次の人生にも及ぶことになります。

そういう意味で、せっかく出会った貴重な機会と捉えて、長年の懸案であった心の訓練と意識の研究を進め、先を行く宇宙兄弟達が持つ理解力に触れようとする気構えが大変貴重であり、重要ということになります。

従来から、様々な教えがありますが、皆同様なポイントを示しており、ウエィン・ダイヤーの言う「Surrender 降伏」、親鸞の「他力本願」もその例だと思います。自らの自我・感覚心をより大いなる存在に服従させるという言葉の意味は大きいということです。


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