ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落044 [2012-03-07]

044 So the first thing a student of life should do is to cultivate the ever present awareness of Cause and Effect. Where not only the mind will see the form as it has in the past, but also it will permit the consciousness to reveal the invisible supporter of the form. It will be like driving a car with full awareness of all of its working parts which produces the power, that the sight does not see.

044 ですから、生命の学習者は原因と結果に関する不断の警戒感を養うことを最初にしなければなりません。心がこれまでそうであったように形を見る他に、意識が形有るものの目に見えない後ろだてを明かすことを容認させることです。それは自動車を視覚では見えないその動力をつくり出す作動部品の全てを完全に意識しながら運転することに似ています。





【解説】

私達が努力すべき分野は多様ですが、それに共通する事項として心掛けるべきことを、本項で著者は明示しています。つまり、あらゆる行動において目に見える結果と同時に、その背後にある因の要素の活動に気付くことです。このポイントは心が落ち着いて印象に即応できるよう、心が印象に誠実である必要があります。

やって来る印象に対して、それを印象とすら認識しないほど即時に自らの行動をそれに従わせることが重要で、心の介在を無くすことが良い結果を生むように思います。各自が日常の生活の中で心の状態をどのようにしたら、そのような結果を得ることになったかを、じっくり分析することも必要です。

さて、文中にある自動車を運転する事例については、同様な例として、人体が当てはまるように思っています。肉体を制御して日々行動する私達は丁度、自分の車を運転することと似ています。自分の車(肉体)の中でどのような活動が起こっているかを熟知し、問題の有無を張り巡らされた神経ネットワークを駆使して把握しながら、無理の無い範囲内で人体を運用する中で、様々な体験を積むという、ドライブ旅行にも似ています。


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