ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落040 [2012-03-01]

040 Our habits of thinking in relation to past and present teachings in all fields of life are the rough spots that must be removed. Some will be harder to remove than others, but determination of purpose will bring the desired results. Then will come the polishing or establishing of new habits which perhaps will not be easy or pleasant at first. But when all of this is accomplished the Glory of God will manifest through the form once known as man.

040 生命の全ての分野についての過去及び現代の教えに関連した私達の思考習慣は取り除かなければならない荒削りな汚点なのです。ある部分は他より取り除くのがより困難かも知れませんが、目標に向けた決意は望む結果をもたらすでしょう。その後、研摩即ち、最初は容易でも快適でもない新しい習慣が来ることになるのです。しかし、この全てが達成される時、神の栄光が人として知られる形有る者を通じて現われるでしょう。





【解説】

太古の昔からこれまで私達は様々な教師から話を聞いて来ました。しかし、そのいずれに対しても正しい受け取り方は出来ず、誤った概念のまま自我の現世利益の対象として勝手に取り扱って来たのではないでしょうか。

著者アダムスキー氏は度々、イエスの言葉を引用しますが、それはイエスも同じ主旨の発言をされていることを示している訳であり、いつの時代でも教えの本質は変わらないことを意味しています。

これは、地球という問題惑星に派遣される教師に似ています。地球の文明の発達レベルに応じて適切な教師が派遣されているのかも知れませんが、肝心なのは教わる側の私達が、その教師の言葉に対してどれほど真剣に学ぼうとする態度を持っているかでもあります。

仏教もしかりで、お坊様の唱える仏典の言葉をその意味には一顧もなく、只有り難く聞き流している姿が日常的であり、死者をともらう儀典の背景音楽に近い位置づけに近い存在と言えるほどです。

今回、たまたま旅先で知ったトルコにおけるイスラム教の聖人、メブラーナ・ルーミ(1207-1273)の語った言葉を見ると、その内容は本書に通じる面も多く見られます。実は千年に1度かの割合で地球に教師が訪れ、繰り返し生命の科学について私達に教えを説いている一大プロジェクトがあるのかも知れません。


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