ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落036 [2012-02-23]

036 What is consciousness ? No one definitely knows except that it is a life force that is the creator of all forms. For without consciousness man would not be a living being. And in man the best way that we can describe it is -- a state of alertness. And a state of alertness is a state of feeling or awareness. In the animal it is known as instinct which does not have to depend upon sound. The language of consciousness is the language of the Creator that one feels when he becomes conscious of things not yet experienced. Jesus expressed it in these words -- Blessed are those who see and hear not yet believe. For they shall enter the Kingdom of Heaven. And the kingdom of heaven was used in reference to the realm of Cause, a sea of consciousness or everlasting life. For consciousness proceeds all manifestation.

036 意識とは何でしょう?誰一人、それが全ての形有るものの創造主である生命力であるということ以外、明確には知ってはいません。何故なら意識無くしては、人は生き物とはならないだろうからです。そして人間においてはそれを最も適切に表現するとすれば、それは警戒の状態ということができるでしょう。そして警戒の状態というのは印象もしくは気付きの状態です。動物においてはそれは音声に頼らない本能として知られています。意識の言語は未だ体験していない物事について意識的になる時に感じる創造主の言語なのです。イエスはそれをこのような言葉で表現しました。「見もせず、聞きもしないのに信ずる者は幸いなり。何故なら彼等は天の王国に入るだろうからである。」そしてこの天の王国とは因の領域、即ち意識の海、永続する生命について用いられたのでした。何故なら意識は全ての創造の現れに先立つからです。





【解説】

おそらく「生命の科学」を学ぶ人の全員が、各々「意識」について何らかのイメージを持っておられることでしょう。その「意識」について、本項で著者は明確に解説しています。また、驚くべきことは、この「意識」については2000年以上も前にイエスからも同様な教えが与えられていたという訳です。

即ち、私達が学ぶ「生命の科学」の本質は、宇宙普遍(不変)の真理法則であり、用いられる言語やその伝え手の個性により、表現方法は多少異なることがあっても、皆同一の法則について述べているのです。

さて、その意識なるものは、ある種の状態を指すとしています。ここでは「警戒の状態」と解説されており、その状態が創造主から発せられる印象類を現実化する大きな力を発揮すると解釈されます。これは全くの現時点での私見ですが、そのような状態は印象を活性化する機能があり、各々の分子・原子が呼応して印象に沿った活動を進めて行くのではと考えています。

つまりは、様々な事象が現実化する前には、必ずそれを促す作用が必要であり、その段階で状況をキャッチ出来れば未来は予見出来るということになります。


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