ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落021 [2012-02-02]

021 There can be no question regarding the fact that we were born for a reason or purpose, and there could be many. If this were not true, there would be no need for human beings.

021 私達が何らかの理由或いは目的の為に生まれて来たという事実に関して何らの疑問はあり得ません。もしそれが真実でないとするなら、人類の必要性は無いことになるからです。





【解説】

千葉県佐倉市に国立民族学博物館があります。そこを訪れると石器時代から現代までの人間の生活がどのようなものであったかが展示されています。私達人間、とりわけ日本人の暮らしがそこに再現されています。そこを訪れると人間の生活が時代とともに変化はしていますが、基本的な部分はいつの時代でも差は無いように思えます。

同様に人間本来の存在目的は何かという本項の問いかけに対する答えは、実は今日まで変わるものではないのかも知れません。映画「2001年宇宙の旅」で表現されたように、宇宙の英知に接したことで猿人時代から今日の文明までたちどころに進化したように、私達の創造主は私達人間に期待するところが大なのではないでしょうか。

もちろん、人間が居なければ惑星は人為的に環境が汚染されることなく、森羅万象、調和した大自然のまま四季を送る訳で、美しい自然が手付かずに存続することでしょう。

しかし、そこに暮らすもの達は、その美しさを果たして実感し、美しいと愛でることが出来ているでしょうか。自然界の生き物は直接的に自然の指令に従いはしていても、その美しさを鑑賞する能力はないのかも知れないのです。創造主は自らの作品を他者にも喜んで見てもらいたいと思っていらっしゃるのかも知れません。そういう役割を人間に期待し、またその人間にも創造主を手本として自らを創造主の活動の発現経路として欲しいと望んでいるように思うのです。


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