ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落013 [2012-01-23]

013 Consciousness speaks in silence, or impressions, which is the language of The Supreme Being know as God, while the mind speaks the language of effects, which is sound.

013 意識は沈黙のまま、即ち印象によって話し掛けます、それは神として知られる最高位の存在の言葉でもありますが、一方で心は結果の言葉、音声によって話し掛けます。





【解説】

私達自身の内側にある言わば精神的要素である「心」と「意識」の両極について、各々の特徴が本項で述べられており、私達が通常支配されがちな心は「声」を話し、一方で意識は無音の「印象」を語るとしています。

先ずは心についてですが、自分の心の能力を観察する時、実は心自体はあまり長い物語を考えられないことが分かります。つまり、何か物事を考えたり、考察をまとめる際には必ず文字に内容を記しながらでなければ、考えを進められないということです。更には互いに相対しての会話を通じて、何かのテーマを深めて行くということもあるでしょう。

一方で、自然界の生命活動の全てと繋がっている「意識」なるものは、声に出して語ることはないという訳です。自らの身体の個々の細胞や大自然の様々な要素に生命の息吹を与える「意識」は、心には感知されないような精緻な印象によって、各々の創造物にその指示を与えているという訳です。

よく「口では説明できない」と芸術家が語ることがありますが、言葉として表現できないある種の衝動こそが、個々の原子分子にも容易に伝わり、それらを揺り動かす原動力になるものと思われます。この衝動の存在と応用を理解できれば、私達は飛躍的に発展することになります。


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