ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第18章 段落208 [2011-10-28]

208 These master-men were cosmic beings and during the time they spent in gaining their earthly experience they did not once separate themselves from the Totality. They worked with the elements of the earth as men work with them today but they understood the cause of their manifestations. They were sent to this solar system to partake of the knowledge of matter and this they did under the guidance of Cause Intelligence. This was easy for them to do for they were aware of the natural laws governing all action and they were wise enough to use their knowledge without perversion. The Law of Affinity held no mystery for these people and the elements obeyed their commands to the fullest. The earth was a perfect expression of Edenic beauty.

208 これら達人達は宇宙的な存在で、彼らが地球上の体験を得る為に過ごした期間中、彼らは一度として自分達を全体性から分離させたことはありませんでした。彼らは今日の人々が働くように地球の元素とともに働きましたが、彼らはそれら創造物の因を理解していました。彼らは知識にあずかる為、この太陽系に送られ、彼らは因の導きの下、これを行いました。これは彼らにとって容易でした。何故なら、彼らは全ての行動を支配する自然の諸法則について気付いており、彼らは自分達の知識を誤用することなく用いる程に賢明であったからです。その親和の法則は彼らにとって神秘ではなく、これらの諸元素は彼らの命令に完全に従いました。地球はエデンの美しさの完全な表現となっていたのです。





【解説】

トリテリア人達が所期の目的を果たすことが出来た最も大きな要因は、「因を理解していた」ことにあったと本項は明確にポイントを述べています。人間の最も重要な点がその点にあると言っているのです。表層のみを見ていてはやがては没落の道を歩む他ありません。

もちろん、私達は物質の世界に身を置いており、その恵みを享受しています。しかし、その物質の真の価値や美しさは、それを絶えず支えている生命力にあると言っても良いでしょう。あるいはその人が創造主を感じ取っているか否かが、その人の価値を決めるとも言えます。

また、トリテリア人が暮らしていた頃の地球は、真にエデンの園であったことも述べられています。地上に住む人々の想念状態が自然環境全般に作用し、良くも悪くもその精神レベルを反映するという訳です。その影響範囲は地表のみならず、地殻深くにも及ぶことでしょう。レムリアの沈没もこの影響があったと解釈出来ますし、現代の文明においても各地で地震や自然災害が多発する状況も、私達の粗雑な想念レベルを反映したものと観る必要があります。


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