ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第18章 段落203 [2011-10-21]

203 The earthquakes and the sinking of the continent were due to natural causes. A shift or change of the surface of the earth comes at certain intervals, but the people of Lemuria had become so immersed in the mortal world of effects that they paid no attention to the warnings given by nature. Had they been alerted to these signs they could have moved to safer territory.

203 地震や大陸の沈下は自然の原因によるものです。地球表面の移動や変化はある間隔でやって来ますが、レムリアの人々は結果である死すべき世界にどっぷり漬かってしまっていたために、彼らは自然によって与えられた警告に注意を払わなかったのです。彼らがこれらのサインに注目していれば、彼らはより安全な地域に移動することが出来たことでしょう。





【解説】

私達が生きる拠り所を何処に置くかということでしょう。土地や建物は一見、揺るぎないものに思えますが、過去の歴史を見ても、末代の子孫や栄華は長続きするものではありません。その一方で、イエスの言葉、仏陀の教えは営々と人々に伝えられ、大切に受け継がれています。結果の世界のものは、基本が物質であり、一時期確実なように思われても、時の経過とともに色あせ、また変貌して行くということでしょう。万物は流転するの本旨です。

一方、私達の命を支える生命力は常に活動的であり、物質である肉体は老化するにしても、生命力自体は次々に新しい肉体に宿り、活動を継承して行きます。この生命力、生命波動にこそ、永遠性の本流があると言わざるを得ません。この生命波動を身近に感じ続けて行くことが永続性、即ち若さを保つポイントです。


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