083 But man must have faith and confidence in the workings of the eternal law; if he has any doubt he will block the condition from appearing. A doubt as small as a mustard seed will keep it from him, but should he have faith as small as a mustard seed he shall have the desired manifestation.
083 しかし、人はその永遠なる法則の作用に対し、信頼と確信を持たなければなりません。もし、どんなものでも疑いがあれば、現出の条件を妨げることになります。カラシ種ほどの小さい疑いは、その者から遠ざけますが、カラシ種ほどの小さい信頼があれば、望んだものの現出を得ることでしょう。
【解説】
先日、たまたまテレビでハッブル望遠鏡に関する番組を見る機会がありました。途中からであった為、ストーリー自体は分かりませんが、驚いたのは、ハッブル望遠鏡で観測している天文学者達が、はるか遠い銀河星雲の群れを見て、宇宙には法則があると認識したことです。様々な銀河がランダムに点在しているように見えますが、実はそうではなく、大きな泡の周囲に分布しているような位置関係にあることが分かったということです。
一つの惑星どころか、銀河星雲の分布にいたるまでの広大で統一された法則が、無音の宇宙空間を通じて生きていることに驚かされた次第です。これら無音の法則は宇宙空間全域に作用している訳ですが、私達はそれらに信頼を置くことで、それらの力を手にし、自らの生活に活用できることを本項では述べているのです。沈黙は全面信頼の証であり、その作用に何ら力を挟まない態度であるように思います。
第07章 段落082 [2011-04-18] <<
|
>> 第07章 段落084 [2011-04-20]