ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第05章 段落061 [2011-03-17]

5. WHAT IS CONSCIOUSNESS?

061 The term consciousness seems to be the foundation of all creation. It is not a physical thing, yet it measures all expressions of physical forms. Without it no form could be or exist for consciousness is life itself. It is the power which gathers the elements into the formed state and it is the intelligent force which causes awareness and animation within the form. Conscious awareness of the All-Inclusive consciousness is that tremendous power which is referred to in the Scriptures as the Holy Ghost. It is a dweller, as power, within that which is created, perpetuating the growth of the form by the constant action which is the law of It's being.

第5章 意識とは何か

061 意識という用語は全ての創造作用の基礎であるように思います。それは物理的なものではありませんが、物理的な形あるものの全ての表現の尺度となっています。意識なしではどんな形あるものも存在することが出来ません。意識が生命自体であるからです。それは諸元素を集めて形ある状態にさせる力であり、形あるものの中に気付きと活気をもたらす知性的な力なのです。全てを包含する意識に対する意識的な気付きは聖書の中で聖霊と称されるあのすさまじい力です。意識は創造されたものの内側にある力としての住人であり、その存在の法則でもある絶え間ない行動によってその形あるものの成長を永続させているものです。





【解説】

私達は未だ十分に意識の実体について学んではおりません。各自の誕生から今日まで意識について正しく系統的に教わったこともなく、先人達もその人なりの断片的にしか把握出来ていないように思われます。しかし、万物を根本的に支えている力であり、いわゆる聖霊とも称せられる莫大な力を有しているという訳です。

しかし、その力は知性を持った力である点が重要です。現在、福島の原子力発電所で生じている有害な放射線を出すのも原子の反応ですが、それらは人間が無理やり作り出した反応系での現象であり、自然の反応ではないように思います。自然界で生じる生命活動の反応は、もっとエネルギーレベルが小さく、効率的に進行しますし、何よりも永続できる調和したものとなっています。

この意識の持つ力を自覚できれば、内側から力も湧いて来るように思います。私達自身がより良いものの創造の経路として役立つことを願うものです。


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