ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落031 [2011-01-25]

031 Greater and greater the Heart of Space was stirred until at last the Song was breathed into a living thing. Each motion as an elemental tone within the mighty symphony and every tiny particle of substance was tuned into accord with every other unit in all space. And thus the impulse of Cosmic Will became a law that ne'er can broken be within the scope of everlasting action. (This Law involves the principle of true affinity.)

031 大きく、また更に大きく宇宙空間の中心は揺り動かされ、遂にはその大いなる歌は一つの生けるものに吹き込まれました。その力強い交響曲の中の基本的な調べの中の一つ一つの運動と、物質の一つ一つの微粒子は全宇宙のあらゆる他の単位と調和させられたのです。そしてこのようにして、宇宙の意思は永続する活動の範囲の中で決して壊れることのない一つの法則になったのです。(この法則は真の親和性の原理を含んでいます)





【解説】

創世記の人類誕生の一節を思い起こす内容です。旧約聖書は単純化した結果のみが記述されていますが、本項では著者アダムスキー氏は、それをある意味、科学的、系統的に万物創造の経緯を解説しています。

宇宙全体が共通の波動(文中では"交響曲"と表現されています)に従って活動しており、その波動は消滅することなく、鳴り続けているという訳です。

私達は、この波動を受け入れ、従うことで、より大きく持てる力を発揮することでしょう。寺の大きな梵鐘がいつまでも振動し続けるように、大宇宙全体がいまだに原始の創造の息吹を伝えており、その原理に従って生命の再生も次々に起こっているということです。


第03章 段落030 [2011-01-24] <<  |  >> 第03章 段落032 [2011-01-26]