ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落026 [2011-01-18]

026 Always you are One, you are All, as a centralized point of Being. Undying, unchanging - the Consciousness, Cause, and the Action - evolving, transmuting a form to a unified state of awareness.

026 存在の集中化した一点として、いつもあなたは一つであり、全てです。あなたは不死、不変の意識であり、因であり、また進化し、一つ形あるものを統一化された知覚状態に変える行動なのです。





【解説】

各自が自らを個別の存在だと認識している限り、その個体は時間と空間の中で、うつろい行くものになりますが、本講座で学んでいるように、宇宙を貫く普遍原理の流れと合体し、その個我を開放出来れば、自分自身の存在を宇宙のエネルギーの集中化したものと認識すると同時に、他の諸々のものと一体感が生まれる為、自身が宇宙そのものという感覚に導かれるものと思われます。

また、注目したいのは、私達の存在価値が「行動」であると明言されている点です。

つまり、創造物の本来の意義、目的として各自の行動が求められているということです。行動に対する反対の言葉は「怠惰、停滞」ではないでしょうか。自然界の生けるものはすべて、各々の生命を全うしようと努力しています。その中で私達人間の本来の役割として、自分という形あるものを万物との調和統一された見識の存在に昇華させる行動こそが重要だとしています。

宇宙の因や創造主への志向に努める行動、即ち「精進」を本項では求めているのです。


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