ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第01章 段落005 [2010-12-17]

005 Principle, or source of origin, and nature's laws remain forever the same for they are immutable. Man's concept of the law expands as he desires to know more and more of his purpose in relation to the Cosmos.

005 原理、あるいは起源の源と自然の諸法則は永遠に同じであり続けます。何故なら、それらは不変であるからです。人のその法則に対する概念は、その人が自らの存在目的を大宇宙に関連して知ろうとすればするほど、拡がって行きます。





【解説】

ここでは「原理」と「自然の諸法則」は永遠に変わらないものだと説いています。この内、原理とは、"原則"や"方針"、"本源"や"主義"を示唆し、文字通りの物事の有り様の原則を意味しています。また、諸法則とは、"法律"や"(科学の)法則"、"(宗教上の)おきて"等、具体的な作用原理を指すものと思われます。これらは太古から現在、更に未来まで変わることはないと述べています。

宇宙とは、そうした未来永劫、同じ原理が働いている創造的空間と言えるでしょう。私達が把握する範囲は限られた内容ですが、知ろうとすればするほどに、私達の知覚できる範囲は広がって行くことでしょう。

丁度、太古の人達が同じ空を見ても、現代の私達とは違うイメージを持っていたことは想像に難くありません。それと同様に、進化した他惑星人達の宇宙に対する概念は現代の私達とは随分異なるものであろうと思われます。

創造的宇宙空間の中では、何一つ、存在理由や存在目的を有しないものはありません。私達の一人一人の存在意義と期待される役割について、気付こうとすることが大切です。


第01章 段落004 [2010-12-16] <<  |  >> 第01章 段落006 [2010-12-20]