ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落297 [2010-07-15]

297 Some individuals find they receive only telepathic communications of a dire nature; while others receive beautiful visions of a more universal expression. This difference in quality of receptivity can be explained by the fact that the relative vibrations of each person is different. (In speaking of relative vibrations here, I mean to denote the thought-habit of the individual.) And since it is not possible to receive a vibration to which we are not attuned, we will attract those sympathetic to our habitual thought pattern. Remember, when the violin is not properly tuned it will not respond to the sound frequency of the other instrument.

297 ある個人は自分達が不吉な性質のテレパシー的意思疎通しか受け取らないことに気付きますが、他方ではより宇宙的な表現の美しい幻影しか受信しません。この感受性の性質の違いは、各個人における相対的な振動が異なるという事実によって説明出来ます。(ここで言う相対的な振動とは、私としては各個人の想念習慣を印す意図で用いています。)そして私達が調律を受けていない振動を受信することは不可能である以上、私達は私達の習慣的想念パターンにそれら同情的なものを引き寄せるのです。バイオリンが適切に調律されていなければ、もう一つの楽器の音声周波数に呼応することはないことを思い出して下さい。





【解説】

以前にも「類は類を呼ぶ」という記述があったと思います。結局は想念受信においても各自の持つ志向性に対応したものに同調し易いということでしょう。しかし、ここで大事だと思うことは、そもそも何の為にテレパシー学習を私達が行っているのかということです。低次元の想念を身体に取り入れているのでは、心身ともに健康に良くありません。もちろん、広大な宇宙の中には高レベルから低レベルまでの様々な段階の想念が存在しています。とりわけ、この地球は過去から相当ひどい状況も刻み込まれている訳ですから、テレパシー開発に当っては、まずその認識をしっかり身に付けて取りかかる必要があります。

その為には私達が日常的にどのような想念振動に身を置いているか自らよく監視し、常に正常な状態に保つ努力をしておく必要があります。イエスは牢獄の中に捕えられても、何ら影響を受けなかったとされています。まして、私達は恐怖や誘惑等、様々な脇道が仕組まれている世の中にあって、宇宙普遍の真理に従った希有な生き方をしようとしている訳です。私自身、ある友人の例を見ても、本当に必要とされている時は真面目な探究者には宇宙の兄妹達も支援の手を差し伸べてくれることを知っています。この講座を学習される方は、この点については安心して次に進まれると良いでしょう。


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