ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 1章 段落260 [2010-05-21]

260 We are an intensely selfish lot. If you were to make an impersonal analysis of your mental reactions, you would find that ninety-nine and ninety-nine-one-hundredths percent of your thoughts pertain to yourself, your home, your business, your mate, children and possessions. To break this down, eighty-five percent of your thoughts are dedicated to the idea of self-preservation; the other fourteen-and-ninety-nine hundredths percent, to self-pleasure. That leaves a mere one-one-hundredth percent to be devoted to a searching for universal knowledge.

260 私達は強烈なる利己的な奴です。もし貴方が自分の心の諸反応を客観的に分析するなら、貴方は貴方の想念の内、99.99%が自分自身や自分の家族、自分の仕事、自分の仲間や子供達、持ち物に関連していることが分かるでしょう。更に分解すれば貴方の想念の85%が自己保存の想いに、他の14.99%が自己快楽に捧げられています。つまりはわずか0.01%が宇宙的知識の探究に捧げられているに過ぎないのです。





【解説】

私達の過ごす日常において、本文で言われている内容を「時間」で解釈すれは、次のようになります。1日24時間の内、「0.01%」は24×60×60×0.0001=8.6秒となり、私達が宇宙的知識の探究に費やす時間は1日、わずか10秒足らずということになります。この10秒をどのように解釈するかは人によって異なるでしょうが、私の実感としては、十分に有り得る数値だと思っています。

自宅でテレビを見て過ごす時間や通勤時間、職場で過ごす時間等、その他文字通りの大部分の時間を私達は自己の保全や快楽の追求に充てているのです。残り10秒を時として宇宙的な関心に振り向けているという訳です。

しかし、これら自己中心の生活の中でも咲く花の鮮やかさに驚いたり、先人の言葉に感動する等、宇宙的知識の志向性が目覚めるチャンスも多いのではないでしょうか。少しずつですが、無駄な時間をこれら宇宙的志向の時間に振り向けて行くことにより、私達は少しずつ進化するのだと思います。おそらくはその少しずつの歩みがある一定水準に達した時、私達は後戻りしない本当の進化の道を歩むことになることでしょう。


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