ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落202 [2010-02-18]

202 I cannot stress too strongly the importance of our daily attitudes; for it is during the long hours of routine living that our thought-habits are formed. While it is an admirable practice to devote a specified number of hours each day to study, if, with the closing of the book, the mind reverts to the old thought-pattern of worry, the benefit gained from study is nullified.

202 私は私達の日々の姿勢の重要性について強調してもし過ぎることはありません。何故なら、私達の想念習慣が形成されるのは、決まりきった日常の生活の間であるからです。毎日、特定の時間を学習に充てることは賞賛に値する訓練ですが、その一方でもし、本を閉じると同時に心が心配の古い想念パターンに戻ってしまうなら、学習で得た恩恵は無になってしまいます。





【解説】

一日24時間、私達がどのような想念状態に生きているかが大切な所です。一過性の気分の高揚だけでは私達の思考習慣を変えることは出来ません。しかし、継続的な力は、例え微力であったとしても、遂には大きな力を発揮するというものです。私自身、40数年この分野に身を置いていますが、毎日の生活の中でこの教えを少しずつでも実証して行くことが効果的であると分ったのは、最近のことです。書物に書かれていることが真実なことなのかを自分の生活の中で応用し、体験することに勝るものはありません。

自らを実践の場とすることは、誰にもはばかることなく、原因と結果の相互関係を知ることが出来、人知れず改めることも容易です。また、内なる創造主と対話する姿勢を保つことで、より一層、インスピレーションが湧き上がるようにも思います。日常の仕事をする中で、様々なアイデアが思いつき、物事が一挙に解決することも多いことでしょう。古来から様々な言葉で想念や肉体、宇宙と個人との結びつきについて、真理が伝えられて来ました。私達に足らないものは生活の中にそれら真理を取り入れること、実践であり、どんな些細なことでも実践することが大きな進歩をもたらすものと思われます。


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