ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落123 [2009-10-13]

123 Since each thought registers a certain pitch, or frequency, relative to itself, we will naturally find different levels of thought. The level of thought-frequency into which we tune daily depends entirely on our understanding. For remember, like attracts like. While at times we may contact either a higher or a lower level, our minds normally move in the ruts in which our understanding has placed them.

123 各々の想念はその想念に関連したある種の高低、或いは振動数を記録に留めるために、私達は想念の様々なレベルに自然と気付くようになります。私達が日常、合わせる想念振動数のレベルは全くの所、私達の理解力に依存しています。何故なら、類は類を呼ぶからです。一方では、時たま私達はより高い、或いはより低いレベルと接触することもありますが、私達の心は普通、私達の理解力が敷いた轍(わだち)の中を動いて行くのです。





【解説】

私達が日常、極めて限られ、類似した想念しか持ちにくいのは、本項で明記されているように、想念そのものが、心を通過後に轍(わだち)を残し、痕跡を留める為、以後は毎回のように同様な想念を呼び込んでしまうということです。

同じような悩みや心配事が心から離れず、自身を支配するのは、こうした一定方向の想念のみが通り易くなっているからに他なりません。

そのような事態において必要なことは何でしょうか。私も最近の台風の中、濡れたままで長時間過ごしたことが原因で、風邪気味に陥り、一日二日休んでいましたが、そのような時、心は不活発となり、肉体の不調のことしか感じ取れなくなりがちです。その後、快晴の屋外に出て、明るく暖かな大気に包まれて、ようやく新鮮な雰囲気を感じた次第です。

各自が生きて行く中で、何かのスランプや習慣性から抜け出す手法を各々いくつか持っている必要があるように思います。それは、創造主への信頼感、あるいは自分が生きていること、生かされていることへの感謝、家族や友人への感謝やいたわり、あるいは自分の使命の再確認、趣味や気晴らし等、様々あって良いと思います。各自が自信を持てるような、あるいは各自がやりたい事柄を、改めて確認して前進できる自信を取り戻すことが必要だと言うことでしょう。その上で、目の前に広がる高次な空間と融合したいと思うことです。


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