ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落103 [2009-09-09]

103 As we take up the subject of telepathy, or thought-transference, we must learn something of thought itself. To do this requires an understanding of the universe in which we live, for man is a product of Nature; and in his natural mental state, aligns himself with its laws either consciously or unconsciously.

103 私達がテレパシー、想念移動の課題を取り上げる際、私達は想念自体についての事柄を学ばなければなりません。これを為すためには、私達が住む宇宙についての理解が必要です。何故なら、人は大自然の産物であるからです。そして人は自然な精神状態において、意識的或いは無意識に自分自身をこの諸法則に従わせるのです。





【解説】

先ずは私達の目標は、「想念」を捕らえることから始まるということでしょう。これを為すには、自分自身を冷静に観察し、湧き起こる想念を認識する必要があります。その上で、前項(102)で示されたように、どれが感覚が作り出した意味の無い勝手な意見なのか、深遠なる宇宙の中心から私達にもたらされたインスピレーションなのかを識別することが重要となります。その為には、ある程度、冷静に自分を見つめる余裕を持って日常を送ることになります。

一方、私達自身も、その本質は創造物の最高位に位置付けられる程の潜在力を持っておりますので、基本的には宇宙の創造主の法則に沿って生きようとしている訳です。もっともそうでなければ、とうの昔に人類は地球から滅びてしまった筈です。自分の中に宇宙の源泉を志向する傾向があることは、創造物がその創造主を求めることと同じです。


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