ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落086 [2009-08-13]

086 When I realized this, I began to school myself by utilizing the law of patience. Even though at first my senses did not understand this law, I knew through discipline they would eventually obey. And by the very fact of acknowledging that they were subject to a higher law, they would in time understand the purpose behind each act; the Cause, (or Creator) behind effect. Therefore, my first step must be to coordinate my sense reactions to a unity with, and understanding of - Cause.

086 私はこのことを悟った時、私は自分を忍耐の法則を使って訓練し始めました。最初は私の感覚達はこの法則を理解しませんでしたが、私には鍛練によってそれらは遂には従うようになることが分かっていました。そしてそれらがより高次な法則に従うことを自覚した事実によって、それらはやがて各々の行為の背後にある目的や結果の背後にある因、(創造主)を理解するようになるのです。ですから、私の最初のステップは私の持つ感覚の反応を、因との一体と因の理解に向けて調和の取れたものにしなければなりません。





【解説】

各感覚の訓練が必要だと、これまで述べて来ましたが、それではどのような面について訓練や学習が私達に必要なのでしょうか。生命の科学第1課にも同様な事柄が記述されてきますが、物事の背後にある原因、各創造物の存在の目的を知ろうと忍耐強く努力せよと本項では述べられています。

その一番の研究の対象は私達自身であるように思います。その日の感情がどのように身体の各細胞に影響を与えているか、精神的な原因と実際の体調となって表れる結果としての私達の身体の関係等、本人が最も良く分かっているからです。

また、各自の生涯を有意義なものとする為にも、研究対象は先ず私達自身にすべきことは良く分かります。各々自分の自我(心)とは長い付き合いです。その相棒を忍耐強く所定の方向に導くことは、自分の人生を豊かにするという、他には無い結果をもたらします。そしてその仕事は他の者では成し遂げられない各自の任務とも言えるのです。自らに向って忍耐強くあれと本項は述べているのです。


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