ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落073 [2009-07-23]

073 We know all things in the manifested world are based upon four elements; earth, water, fire and air. From combinations of these four elements are brought forth the innumerable variations of form. But within each atom comprising these elements, is a force which is indestructible and inexplicable. It is a definite, yet elusive something, that evades the best efforts of the research workers; and even the most sincere cannot define its character or its source. It is this activating force which gives impetus to creation.

073 私達は創造された世界の中の万物は四つの要素に基づいていることを知っています。土、水、火そして空気です。これら四つの要素の組み合わせから無数の形有るものの変化がもたらされました。しかし、これらの要素を構成している個々の原子の内部には破壊されることのない、また説明できない、ある一つの力があるのです。それは確固としたものですが、どこか捕らえ所のないもので、研究者達の最高の努力もくぐり抜けてしまいます。また最も誠実な者もその特徴やその源泉を定義することは出来ません。創造作用に刺激を与えるのはこの活性化力なのです。





【解説】

本項では古代ギリシャ哲学の「四元素説」を踏まえて、物質を土(固体)、水(液体)、火(プラズマ)、空気(気体)の四分類した上で、各元素が秘めた創造への潜在力について述べています。著者アダムスキー氏が意図している事柄が何処にあるのか、十分には掴みとれていませんが、各原子が大きな力を秘めていると言っていることに注目しておくことが必要です。

その持つ潜在力については、通常の科学では認めたく無い所でしょうが、現実に各生命体において日々実現している生命活動の全てにおいて、これら潜在力は無縁ではありません。もちろん、原子の中には莫大なエネルギーが秘められていること自体は、原子爆弾や原子力発電所において核物質から大きなエネルギーが取り出されている事実からも、分かります。

私達自身、自らの内部あるいは周辺の各原子に、その秘めたる創造力を発揮してもらえる状況をつくることが出来れば、今までとは比較にならない大きな変化をもたらすことが出来ることは間違えありません。


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