ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落064 [2009-07-09]

064 It is through this so-called fifth sense that telepathy works; so if we continue to cling to the idea of feeling as a bodily sense, the definition of telepathy is incorrect, and science has been sidetracked. The act of thought-transference, clairvoyance, premonition, or whatever term you choose to use for invisible perception, is a perfectly normal function of the feeling element expressing through the brain, with the cooperation of the mind.

064 テレパシーが働くのは、このいわゆる第5感を通じてです。ですから、私達がフィーリングの概念を一つの肉体内の感覚であるとする概念に固執し続けるなら、テレパシーの定義は間違ったものになり、科学は横道にそらされていることになります。想念の転移、透視、予感あるいは目に見えない知覚に対して貴方がどのような名前を選ぶにしても、それが心の協力の元、脳を通じて表現されるフィーリングの要素による全くの通常の機能なのです。



【解説】

ここではフィーリング(第5感)がテレパシー作用を司っていることを明確に述べています。中でもフィーリングが従来、私達が決めつけていた肉体上の触覚に留まるようなものでなく、更に広く印象類を感受し、距離にかかわりなく移動する知覚チャンネルというような機能を果たすものであるという点が重要です。

また、詳しくは解説されておりませんが、このフィーリングの感受も私達自身の心の協力が必要であり、脳を通じて表現されることもポイントになるでしょう。つまりは、その感覚を発達させる為には、私達自身の心が第5感であるフィーリングの持つ潜在力を認め、それに協力する姿勢が重要となる訳です。


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