ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 2章 段落044 [2009-06-11]

044 Have you ever stopped to consider what would happen to our planet if insects were to be suddenly withdrawn? Life, both animate and inanimate, would cease. Mother Nature depends largely upon these tiny life-forms for pollination. Remember, it is the bees and others of the insect world, laboriously traveling from blossom to blossom that propagates for her. So without the vital part they play, all vegetation would eventually die out.

044 貴方はもし、昆虫達が突如として引き上げたらこの惑星にどのようなことが起るかを考えたことがありますか?生物も無生物もともに生命は途絶えてしまうことでしょう。母なる自然はこれら小さな生命体に受粉の多くを依存しています。花から花に精一杯移動し自然の為に繁殖しているのは、昆虫の世界のミツバチやその他のもの達であることを忘れないで下さい。ですから、彼らが果たすその極めて重要な役割無くしては、全ての植物はついには死に絶えてしまうことでしょう。





【解説】

最近、ミツバチの減少がニュースで度々報じられるようになっています。現象は世界的傾向のようですが、原因は明確になっていないとのことです。実はその影響は私達の日常生活にも影響を及ぼすだろうとされています。例えば、ビニールハウスでの果物の栽培にミツバチは欠かせません。イチゴの一つ一つの花の受粉はミツバチに依存しているからで、彼らの働き無しには、十分な収穫量は望めないと報道されています。

一方、私達は古来より、蜂蜜を好む等、この小さな生き物を利用して来ました。春先、ようやく野原に花が咲き始めた頃からハチ達は労を惜しまず働き続け、各々が約一ヵ月の短い生涯を終え、また次代のもの達へとこの重要な役目を引き継いで行きます。こうした働きバチの一つ一つの労働は、マクロレンズを通して見る限り、彼らは息盛んに活動しており、疲れや不平の表情は一切ありません。各々の短い一生を十二分に生き、結果として植物の受粉を助けるという大事な役割を果たしています。

重要なことは、これらの仕組み、動植物界を通じて幅広く相互関連・相互依存の輪が築き上げられていることであり、創造主の英知の奥深さがそこにあるということです。


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