ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 2章 段落030 [2009-05-22]

CHAPTER II

The Four Senses of Man

030 I have been deluged with letters from all parts of the world requesting information about thought-transference. The vast majority of these have contained questions such as, "What is telepathy? How does it work? Could I learn to use this means ol communication?"

第2章

人間の4つの感覚

030 私はこれまで世界各地からの想念の交流についての情報を求める手紙で溢れかえっていました。これらの大半は、「テレパシーとは何か? それはどのようにして働くのか? 私もこのコミュニケーション手法を用いることが出来るでしょうか?」というような質問を含んでいました。



【解説】

アダムスキー氏がどのような経緯で「テレパシー」を執筆するようになったかについては、よく知られていません。出版は1958年となっており、第1章の金星人オーソンとの会見時の記述(019)もあることから、1952年のコンタクト以後であることは間違いありません。しかし、「ロイヤル・オーダー・オブ・チベット」と称された啓蒙活動をアダムスキー氏が戦前から行っていたことは既に知られている所です。当時(1936年)出版された質疑応答集(日本では「ロイヤル・オーダー(宇宙宝典)」として1984年に出版)を見ると、テレパシーを含め、様々な事柄について明解な回答が為されていることが分かります。

そういう意味ではアダムスキー氏はUFO問題に関わる以前から生涯を通じて新しい哲学理念の教えを行っていた訳で、ブラザーズ(宇宙兄妹達)との接触(コンタクト)は氏の確信を高めることになったに過ぎません。

テレパシーの学習に入る前の基本的な認識については、前回までの第1章で述べられた後、本章からはより具体的な心の構成要素やその実態について解説が為されることになります。


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