ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課 段落445 [2009-02-23]

445 The twelfth lesson is of course the summation of all of the lessons and I hope that all who have taken this course have made it a part of themselves through their sincere effort to understand life. This is but a beginning for each time you restudy the many points given, you will enlarge the development of your Cosmic self. You do not need anything else for you have all of the tools necessary for your continued development.

445 第12課はもちろん、全ての教課のまとめであり、私としてはこのコースを学んだ全員が真面目な努力を通じて、生命を理解しようとすることを自らの一部にして来られたことを願うものです。これはしかし、始まりでしかありません。貴方が再学習する度に多くのポイントが与えられ、貴方は貴方の宇宙的自我の発達を拡げることになるからです。貴方は他に必要なものは一切ありません。貴方は貴方の継続的な発達に必要な道具の全てを持っているからです。





【解説】

最終第12課を迎え、アダムスキー氏は改めてこの「生命の科学講座」の持つ価値について述べています。冒頭()に紹介したように、本書は宇宙兄妹達が特別に組み上げた教本であることに注意したいと思います。各自ひとり一人が独習でき、繰り返し復習しても毎回新鮮な知見が得られるように構成されているものと思われます。

もちろん、個人差がありますが、各自が地上における寿命を全うするまで、一定程度を身に付けておく必要があることは間違えありません。先日、机の奥から古い手帳が出てきましたが、中身を見ると生命の科学の内容に関するコメントが数ページ記載してありました。しかし、その後は続かずに、その作業は中断していたのです。1970年代のもので、実に30年以上も経過して、このブログが実現したことになります。その記述の内容は自分が当時、どのように感じていたかを記したものですが、それは大変親近感のあるものでした。それもその筈で、書いた本人が同じであるからです。

しかし、そこで分ったのは自分というものは昔からずうっとつながっており、基本的な物の見方はなかなか変わらないものだということです。言い換えれば、生命の科学を学ぶにしても、各自の個性は変わるものではなく、当面は感受性が高まる程度の変化なのかも知れません。私達が真に学ばなければならない道程は遠いものであるということでしょう。毎日の少しずつの前進が重要となりますし、各自が何らかの形で毎回、どのように感じたかを記述することはその人の精神的な歩みを残す有効な手法でもある訳です。その最終結果として、もしその本人が地球人に必要なレベルに達することが出来たとすれば、その足跡は後に続く人の道案内になることが出来ることでしょう。


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