ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第11課 段落420 [2009-01-16]

420 And now I will explain what I mean by a thought form. Man is a thought manifestation of consciousness like a shadow is a manifestation of a form. So in the classroom I was manifesting as a solid form and at the bed side I was manifesting as a shadow of that form. A thought form can be sent and felt at any distance while a solid form cannot. This has happened many times even outside of the classroom. When I was lecturing in Pasadena someone would ask my help for a sick friend. I would deliver the lecture on a normal bases and at the same time go to the bedside of the sick person. I did not need to know the person nor the address for consciously I was in both places. When I next met the person that had asked for my help she was happy for the friend had improved immediately and in a short time he was out of bed and well on the road to recovery. My experiences are not limited to sickness alone for I have been able to help out in other types of trouble. These things did not take place during my sleeping hours but when I was active with something else. So this has been my experience with conscious traveling.

420 そしてここで、私が想念の形態と言うことで何を意味したかったかを説明しましょう。影が形あるものの現れであるように、人は意識による想念としての現れです。ですから、その教室の中で私は固体の形態として現れており、ベッドの脇ではその形態の影として現れていたのです。想念の形態は如何なる距離にあっても送られることが出来、感じ取られますが、固体の形態はそれは出来ません。このことは教室の外でも数多く起りました。私がパサデナで教えていた時、誰かが来て病気の友人を助けて欲しいと私に求めて来ました。私は通常の通りのレクチャーを行う一方、同時にその病気の人物のベッドの脇に行ったのです。私にはその人物やその住所知る必要はありません。何故なら意識としては私はその両方の場所に居たからです。次に私の助けを依頼したその人物に会った時、彼女はその友人が直ぐに良くなり、わずかの内にベッドから離れて回復への道程に進むようになったことで喜んでおりました。私の体験は病気に限られてはおりません。他の種類のトラブルから助け出すことが出来たからです。これらの出来事は私の寝ている間には起らず、私が何か他のことで活動している時に起っていました。ですから、これは意識による旅行に関する私の体験であった訳です。





【解説】

ここでは前項のような事柄をアダムスキー氏は何度となく行っていたと述べられています。つまりは相手から請われれば例え見知らぬ人に対しても、献身的に援助を行っていたということです。具体的に意識を投影することがどれ程精力を要するかは存じませんが、少なくもその対象に気持を合わせ、ある意味、一体化させながら必要な教えを優しく伝えるような作業であったろうと想像するものです。そこには必ず相手に対する思いやりがありますし、相手に対する関心がなければなりません。つまりは誠実さが必要なのです。

アダムスキー氏は実に誠実な人物であったとされています。今日残されている少人数グループの間の質議応答の記録によっても、氏が実に広範囲な物事に精通し、相手の質問に誠実に回答していることが分かります。氏は1952年の公式コンタクトの以前から多くの人々に本講座に似た真理探究と精神開拓の活動を行って来ました。その中に既にこの生命の科学の下地が作り上げられていたということです。

請われればどんなに離れた所にも瞬時に出向いてその者を励まし、助ける存在は、仏教で言う阿弥陀如来に似ています。本項で述べられている内容は浄土(他の惑星)を願う人々にそこに渡る上で必要な知識を授け、現世(地球)で生きる力を与える存在について解説しているものと考えています。


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