ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第10課 段落389 [2008-11-10]

389 I cannot tell you too much of what you might see, for if I did you would be working on what I have told you, instead of getting your own impressions. But after practicing this method for a while you may write me of results. I will then know if you are doing it right or not. You do not need to go outside and look at the sky in order to do this, for you can do it within your room. But do not be discouraged if you do not succeed in the first few tries. For there will be many habitual obstacles that will have to be removed before good results can be obtained.

389 私は貴方がこの後、見るかも知れないことについてあまり多くを語ることは出来ません。もし語れば、貴方は自分自身の印象を得ようとする代わりに、私が話した事柄について努力することになると思うからです。しかし、この方法をしばらく練習した後に、貴方は私に結果について手紙を書くのも良いでしょう。そうすれば、私が貴方が正しい道を進んでいるか、そうでないかを知ることができることになります。貴方はこれを為すのに、外に出て空を見なければならないということはありません。貴方はそれを貴方の部屋の中でも出来るからです。しかし、最初の数回の試みで成功しなかったとしてもがっかりしてはいけません。良い結果が得られる前には、取り除かなければならない多くの習慣的障害があると思われるからです。





【解説】

意識と繋がることが実際、どのようなことなのか、現時点で私が皆様にお伝え出来ることはありません。しかし、本文を読む限り、それは各自が居る場所や環境に関わりなく可能なこと、そして何よりも目の前の小さな空間自体が宇宙にそのまま繋がっていて、意識とのやり取りが出来る場として提供されているということです。

見に見えない存在に心底気付く上で重要なことは、絶えず関心を持つことです。どのような些細な印象でもそこから来るものは洩さず受け入れられるよう、心自体を穏やかにしておくことです。止水明鏡という表現がありますが、水面を静かに保っておけば一条の微風が吹いても水面にその動きを反映させられます。私達の心も静かな水面のように保っておけばやがて様々な微風を表現することが出来ることでしょう。

自身の肉体は各自にとって最も身近な生きた教材でもあります。宇宙英知が造り上げた時々刻々の生命を支えている最も身近な存在であり、毎晩就寝時にそれら諸活動に感謝し、身体各部の声に耳を傾けながら、眠りに就くのも良いものです。


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