ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第10課 段落374 [2008-10-16]

374 But there will never be an instrument made that will reveal all of the Cosmos to man. Consciousness coupled with man's mind is the only way that man will learn about the cosmic whole. For now the instruments that have been used should cause the mind to have confidence, faith and trust in conscious guidance. The mind should have learned through past observations and experiences that that which at one time seemed nonexistent became a reality. For anything that is revealed by conscious impressions is in existence some where. So now the mind should be willing to be guided by consciousness instead of itself as in the past. And accept the things given by Cosmic Consciousness as a reality. For this is the only way that the sense mind can find its other half and become a part of the whole of the Cosmos. Jesus said, blessed are those who do not see yet believe. For the physical eyes cannot see the distances of the Cosmos, but the conscious eyes can.

374 しかし、大宇宙の全てを人間に明らかにする装置は作られることはないでしょう。人間の心と対になった意識だけが唯一、人間が宇宙全体を学ぶ方法なのです。今やこれまで用いられて来た諸装置は心に自信や意識の導きに対する信仰や信頼を持たせている筈です。心は過去の観察や体験を通じて一時期存在しないように見えたものが、現実のものとなることを学んで来た筈です。何故なら意識の印象によって明かされるものは何処かに存在するからです。ですから、今や心はこれまでの自分自信による代わりに意識に喜んで導かれるべきなのです。そして宇宙意識から与えられた物事を現実のものとして受け入れることです。何故ならこれが感覚心がもう一つの自分を見つけ、宇宙全体の一部になる唯一の方法だからです。イエスは言いました、見ないで信じる者は幸いであると。肉体の目は大宇宙の膨大は広がりを見ることは出来ませんが、意識の目はそれが出来るからです。





【解説】

本文から分かることは真の印象とは宇宙の何処かに存在するものに繋がっているということです。以前からも祈る場合にあたかも既に実現しているかのように思えと言われて来ましたが、それには、その印象が繋がっている相手が例え、莫大な距離離れているかも知れないにせよ、その存在を意識せよと言っていたのだと思います。また、各自の発する想念についても、発する間もなく何処かで現実化し始めるということもあり得るということでしょう。

以前どこかで、世紀の大発見というものは実は同時に世界の複数箇所で起っているという話を聞いたことがあります。これは様々な社会情勢や科学の発達状況も背景にはあるかと思いますが、重要な印象は実は多くの人が同時期に感受しているということだと考えています。なお、詳細は不明ですが、ジェルドレイクの形態形成場の仮説(生物の同一種が同じ形態になるのは、形態形成場に時空を超えた共鳴現象が起きるとする説)というものもあるようです。(http://www.kousakusha.co.jp/DTL/newscience.html)

また、やって来る印象の出所は高尚なものから低俗なものまで様々でしょうから、ややもすると私達は自分の心のレベルに合ったものだけを、わざわざ選局して同調している可能性もあります。自己の受信器の周波数レベルを上げなければ、到底高次な印象は感受できないということでしょう。

宇宙に遍満する創造主の導きを信頼し、自分をそれら不可視の印象に門戸を開き、少しずつ美しい体験を経る中で、真の宇宙の美しさとその中に祝福された創造物の一つとしての自身を発見することが求められています。


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