ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落302 [2008-06-23]

302 Reading these lessons will not do it, but living them will. And when you have done this you will have mastered yourself. And the elements that are here will serve you. For man is the only form that has the potentials of the Father. But he must first recognize consciousness as the Father, and return back from whence he came if he is to fulfill the purpose for which he was created.

302 これらの教科を読むことではそれを達成しません。それらを生きることが達成させるおです。そして貴方がこのことを達成する時、貴方はご自身を支配したことになるのです。そしてここに存在する元素類は貴方に仕えることでしょう。人間が父の可能性を持つ唯一の形有るものだからです。しかし、人は最初に父として意識を認めなければなりませんし、もし自分が創造された目的を成就するのなら、自分が来た所に戻らなければなりません。





【解説】

この講座をこれまで進めて来て、お分かりになるように、これまでの世の中の哲学書にあるような難解な論議は何一つありません。全ては平易な言葉で表現されています。このことは、宇宙兄弟達の生き方は大変シンプルなものであることを示しています。

問題はいくら、「知識」として頭に詰め込んでもダメで、自ら実践実行する中で真理を体得することがはるかに大切だということです。例えば目に見えない「意識」を自ら感じとれるかどうか、絶え間なく降り注ぐと思われる印象にどうしたら気付くか等、自ら実践する中で体得する他はありません。丁度、子供がはじめて自転車に乗るようなもので、いくら事前にペダルを踏んでと教えたところで、実際に自ら自転車に乗って見る他、ないというのと同様です。

私達がその実践に踏み出す時、感覚心(センスマインド)にとっては暗闇の中を進むようなもので躊躇しがちですが、踏み出した途端、意識からの支援の手が差し伸ばされることが多いものです。以前、小田秀人さん(故人)から「若い頃、人生の意味に疑問になり、いっそ死んでしまおうと思い、沖に泳いで行ったが、力尽きた頃、未知なる力によって助けられ、生き延びてしまった。以来、その不思議な宇宙生命の力の研究の道に入った。」という主旨のお話を伺ったことがあります。

私達は決して、この「生命の科学」にこだわる必要はありませんが、各自が”意識”というべき存在に気付き、それに従った生き方を続けることだと考えています。


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