ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落274 [2008-05-02]

274 And how is this done? It is no different than memorizing things while in school or elsewhere, and is done with repetition until you are sure that it is well impressed upon the sense mind. When this is done you will never forget. But this should be done in the Cosmic Allness, and can be done by seeing with Cosmic Sight or God's eyes.

274 そしてこれはどのようにして成されるのでしょうか?それは物事を学校かその他で覚えるのと何ら変わるものではなく、貴方が感覚心に十分印象づけたと確信するまで繰り返すことで果たされます。これが実行された後、貴方は決して忘れることはないでしょう。しかし、これは宇宙的調和の中で成されるべきであり、宇宙の目、神の目で見ることによって成され得るのです。





【解説】

宇宙的記憶を育むにはどうすれば良いかについて本文は述べています。即ち、記憶に残すには学校での学習と同様、繰り返し憶えようと努力することだと明言しています。

私達は何か特別な行を積めば、ある瞬間に特別な目覚めが起きて、瞬時に事が進むと思いがちですが、本文からわかるように現実はそうではないように思います。毎日の繰り返しがその人の人格や能力を作り上げて行くということです。また、この場合、自分でこのことを憶えておこうと決心し、心に刻みつける努力を何度も行い、確かに記憶したと心に確信するという一連の行為(努力)をして初めて、心に記憶される訳で、まずは自らこの体験を憶えておこうとすることが重要だと言っています。

今頃(5月のはじめ)は丁度、木々の若葉が美しい季節となりましたが、今朝も通勤途中の歩道のケヤキの若葉が朝日に輝き、木々がまさに生きているという実感が湧きました。一見では身動きしない大木ですが、季節の節目にはその活発な行動力を見ることができます。これら木々が吸収する有害ガスや放出する酸素、その他の恵み、夏には木陰を作り、冬には陽光を与えるケヤキの街路樹から、生命の姿の美しさを感じない訳には行きません。こうした印象に残る日常の風景もきちんと自分の心に留め、当時どのような印象を受け、どのような心境になったかを記憶に留めることも、本文で言う訓練の一つです。


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