ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第06課 段落244 [2008-03-17]

244 Of what value is a talent if you do not use it? Suppose you have the talent of a great artist and know it, but all you do is to think and dream about it. And never bring it forth into reality which takes action to accomplish, so you never profit from it. You do not even prove to yourself that you could manifest your dreams and make them a reality. So all of your dreams and prayers regarding your talent are still unknown and remain in the dream state. And this will continue until you decide to express your latent ability. For then and then only will you prove to yourself that it is real and livable. And so it is with self development - the potential of all that we have spoken of is within you, but it will not do you or anyone any good as long as you do not bring it forth.

244  もし貴方がその才能を使わないとするなら、才能に何の価値があるでしょう? 貴方には偉大な芸術家としての才能があったとし、貴方がそれを知っているけれども、貴方はそのことを考え、夢見ているだけの状況を考えて見て下さい。そしてそれを達成するには行動を必要とする現実世界にそれをもたらすことが無かったとすれば、貴方はそれから何らの利益を得ることは有りません。貴方は自分の夢を形に表わし、それらを現実にできるということを自分自身にさえ証明していないのです。ですから、貴方の才能に関する貴方の夢や祈りの全ては未だ知られることなく、夢の状態に留まっています。そしてこのことは貴方が自分の潜在する能力を表現しようと決意するまで続きます。時として、貴方はそれが本当であり、生きたものであることを自分自身に証明することしかないのです。ですから、それは私達がこれまで話して来た貴方の内部にある全ての可能性である自己発達とも同期していますが、それは貴方が現実化させない限り、貴方や誰に対しても良いことをもたらすものではありません。





【解説】

これまで自らの(心の)プライドを捨て、意識の指導に委ねることの重要性について述べて来ました。またそうすることは他惑星の生き方に近付くことをも学んで来たところです。ここでは、各自に埋もれている才能について述べています。おそらくは私達の感性が鋭敏になると私達自身が持っている埋もれた才能にもより気付くようになるものと思われます。

当然、そうなれば私達は自分には○○の才能があるのでは、或いは○○の道を歩みたいなと思うようになるかも知れません。しかし、様々な夢も現実には夢に終わる人生も多いことをここでは忠告しています。つまり、感性が高まり、優れた夢を抱く、言い換えれば意識からの印象をキャッチする頻度が高まるというのは、まず第一の段階だと言っているのです。その段階に留まっているだけでは、実は結ばれません。本人がその印象を現実化させ、成果を世に出さなければ、その夢を実現したことにはならないからです。

宇宙意識が如何に強力な意志をもって印象を発しても、それを受け取る人間の方が具体的に行動しなければ、宇宙意識の意志を実現したことにはなりません。意識の実現経路である私達は、各自に委ねられている才能を開花させることがその贈り主を喜ばせることになるのです。


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