ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第06課 段落226 [2008-02-05]

226 As stated before, the body is made of trillions of cells, grouped for perfect maintenance and operation. No different than the structure of the cosmos, and the body has all of the cosmic force supporting it. And when the human mind is working in behalf of the cosmic plan, instead of self, it never knows any unpleasant effects. For then it is free from discrimination, judgements, and likes and dislikes.

226 以前に述べたように、肉体は何兆もの細胞から成り立っており、それら細胞は完璧なる維持管理の為にグループ化されています。それらは宇宙の構造と何ら違う所は無く、肉体はそれを支える宇宙の力の全てを持っています。そして人間の心が自身の為でなく、宇宙の計画の為に働いている時は、不愉快な結果を決して経験することはありません。何故なら、その時、人は差別や裁き、好き嫌いから離れているからです。





【解説】

自らの肉体が生きた教材であることの意義は大きいと言えます。他人にはごまかせても、自分自身の内面の状況は自分自身がよく知っている訳ですし、その状況が最も近い自身の身体にも反映され、直ちに結果を見ることができる組み合わせは他にありません。

とりわけ、注目したいのは、その教材が時間とともに変化することです。内面である心については幼児の頃から今日まで心は誰か他の者と入れ替わることなく続いて来ている筈です。昔は実現しそうにないと思ったことが、何十年か経過すれば出来るようになっている(実現している)ことによって、進歩を実感することが出来ることでしょう。確かに、私達自身も進歩しているということです。

しかし、それでもその進歩のレベルは自身の体内で日々為されている精密・精緻な代謝反応と比べれば微々たるものだと言えるでしょう。その原動力は宇宙から来ると本項では言っています。私達の心の関心を自身に働くこの宇宙の力に向け、そこから学ぶことが出来れば、更に進歩の度合を高めることができるということです。食事の後のひとときを自身の体内で活動してくれるこれら細胞群の働きに心を傾けることも必要です。


第06課 段落225 [2008-02-04] <<  |  >> 第06課 段落227 [2008-02-06]