ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第06課 段落223 [2008-01-31]

223 Here is an example of grouped cells. First we will use the ones associated with the mind. The mind is alerted to take on food due to past habits for the body needs fuel. But as stated before, the mind does not know what is to be done with the food when it enters the body. But there is a group that does know, and while the mind is entertaining itself with something else this group goes on with its work. I have used this example for years in lectures and class work, but it illustrates very well, so I will use it again. Once the food enters your body the intelligence independent of the mind goes to work on it. We will class these workers in four groups, each working in behalf of the other.

223 ここで群れになった諸細胞の例をお話しましょう。最初は心に関係した細胞群を取り上げたいと思います。心は過去の習慣の結果、食物を摂取するよう絶えず注意を払っています。肉体が燃料を必要とするからです。しかし、以前述べたように心は食物が肉体に入った後、その食物に何が起るかについては知っていないのです。それでも知る集団が居て、心が何か他のことで楽しんでいる間に、この集団がその仕事に従事します。私はこの例えを講演や教室での講義で何年も使って来ましたが、それでもこの一例は大変よく問題を表わしている為、再び用いることにします。ひとたび食物があなたの体内に入るや、心から独立した知性がその食物に対して働きます。私達はこれらの働き手を各々が他の為に働らく4つの集団に分類することにします。





【解説】

私達の心の欲望の大きなものの一つに食欲があります。人間、肉体を維持するためにはもちろん適宜、その材料を摂取する必要があります。しかし、実際には私達の関心は、食物の味が良いか悪いかであり、身体に必要なものであるかどうかまでは考えておりません。またその欲望も胃袋が「もう入らない」という所まで詰め込みたいと思っておりますし、詰め込んだ後は身体の中の誰か別の者に託して、自らは眠りに就くか、他の関心事に興味を移します。食べることに関するこれら一連の私達の日常を見れば、本項で言う「心に関連した細胞群」」についての実像が分かると思います。

一方、現代人の生活習慣病の大半がこの「食べる」ことに関連しています。体重管理は自分の食へのコントロールが基本です。カロリーの他、塩分や油分の摂取を抑えることが健全な食生活の基本ですが、それも心の構成要素とされる感覚器官の言うなりにならない姿勢が拠り所となります。食という最も身近な行為の中にも問題の本質が秘められています。


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