ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第06課 段落221 [2008-01-29]

221 But if the new thoughts are going to have the results that we desire they must be given top priority and not mixed with opposite thoughts. For this creates a conflict in the body and the results are anything but good. It is not going to be easy to maintain such thoughts at first, but determination will accomplish the desired results.

221 しかし、もし新しい想念が私達が望む結果を得るという為には、それらの新しい想念は最大限の優先順位を与えられ、対立する想念と混ぜられることがあってはなりません。何故なら、こうすることは体内に葛藤を造り出し、その結果は良いものとは決してならないからです。最初の内はこのように想念を保つことは簡単ではありませんが、決意は望ましい結果を達成することでしょう。





【解説】

例え新しいアイデアが心に湧いたとしても、それから十分な成果を得るためには、そのアイデアに基づいた行動が必要なことは言う間でもありません。また、心の中でも旧来の想念の傾向と相容れないものがあれば、心の中でその浮かんだアイデアを保持することさえ難しいものです。

ここで、アダムスキーはその新しいアイデアに最大限の優先権を与え、他の古びた想念との対立や心の中の争い(迷い)を消散させるよう強調しています。昔から「心ひとつに」という言葉がありますが、心の中に多くを溜め込まず、言い換えれば「心を貧しく」して、唯一、自分が取り入れるべき想念のみを大事に保持することが大切だと言っているのです。

もちろん、雑念も同時に心に立入らせてはなりません。ある意味、その想念を中心に据えることではじめてその想念本来の力が発現するということでしょう。よく芸術家は制作途中では、作品を前に自我を没入させて、自分のアイデアを投影した作品に仕上げますが、これと同様に、若さとはこうした想念の集中力をも意味します。わずかの間でも精神の活発な活動は密度の高い時間を過ごさせますし、これらの体験も肉体の若返りに必要な要素なのです。


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