ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落180 [2007-11-27]

180 Can a man become immune to pain? Yes, we hear of those who can walk on hot coals without pain. But they have learned how to discipline their mind, and the mind had to be willing in order to be disciplined. This shows that whatever unpleasant conditions the mind faces, it is of its own creation through misapplication of the law. So it behooves the mind to become a willing student of cosmic principle if it is going to enjoy the blessings that life offers. This is where the memories from the past can serve man in recalling values he has gained through experiences he has had.

180 人間は痛みに動じなくなることが出来るでしょうか? もちろんです。私達は痛みを感じることなく、焼けた炭の上を歩ける人々について聞いています。しかし、彼等は彼等の心を如何に訓練するかを学んで来ており、心は訓練されることを喜んで応じなければなりません。このことは、例えどのような不愉快な状況に心が直面しようとも、それは法則の誤用によりそれ自身が造り上げたことを意味しています。ですからもし心が生命が提供する祝福を享受しようとするなら、心は宇宙の諸法則について喜んで学ぶ学生にならなければなりません。ここがこれまで体験を通じて得た貴重なものを人間に思い出させる過去の記憶が役立つところなのです。





【解説】

苦痛は何であれ辛いものです。しかし心の持ちようでその痛みは軽減できます。以前にも何処かでお話したとは思いますが、私の体験上、緩和できる方法があります。先ず、「痛い、痛い」と騒ぐ心を落ち着かせ、身体の何処の部分が痛がっているのかを静かに自分で自分自身の身体の隅々まで意識を動かし巡らして探ります。次に、その周囲に意識を浸透させて、「安心して落ち着くよう」その部分に印象を送ります。しばらくは目を閉じてその部分が訴えていることに耳を傾け,聴いているとたいていの場合、痛みはスーッと消えてしまうというのが私の場合の対処法です。

言い変えれば痛みとはその発信源で肉体細胞が異常を訴えている訳で、それの事実を先ず受け入れ、その後はそれを鎮め、細胞の調和を進めることによって痛みが無くなるということだと思っています。

一方、このような苦痛が生じるのはそれまでの生き方に原因がある訳で、こうした苦痛を取り去るには不調和を起こさない生活習慣が不可欠です。宇宙の法則に従うことが最も抵抗が無く、スムーズな人生を送れる秘けつであり、本来、人間が生きる道なのです。私達の人生の中には成功も失敗もあります。それらの体験は楽しいものもある反面、苦痛を味わったものもある筈で、成功は法則の正しい活用事例、失敗は過った誤用事例として自らの体験から多くを学ぶ必要があるということです。


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