ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落129 [2007-08-24]

129 With all of the intelligence we have today, no man can give the exact answer of how an apple or any fruit became such from a flower. This shows us that as great as man's intelligence is, it is still puny compared to what is manifesting in nature, the expression of the Creator.

129 今日、私達が持つ知性の全てをもってしても、誰一人として一つの花からりんご、あるいは何らかの果物がどのようにしてそのように成るのか正確な答えを出せる者はいません。このことは人間の知性が偉大だとしても、創造主による表現、自然における現れと比べればそれは依然としてちっぽけなものであることを示しています。





【解説】

言う間でも無く創造とはそれまで形や痕跡が無い状態から、一つ一つ事物を造り上げて行く作業を意味します。芸術分野等が分かりやすい例かも知れません。しかし、目を自然界に移せば、実は私達が日常、食卓に上る様々な食品が、これと同様の由来、創造の過程からもたらされていることに気付きます。言い換えれば、自然界の産品の内、直接、地下から掘り出して精錬、製品化したものを除き、私達の身の回りには動植物に由来するものが多数存在します。それらはいずれも、元来は種から、あるいは受精卵から誕生し、生育したものを私達人間が自分達の都合の良いように収奪し、加工したものです。

即ち、私達の生活のほとんどは、これら自然の創造的活動に依存しているのです。これを考えれば、私達はもっと深く、真剣にこれらの産品を提供してくれる多くの動植物に感謝し、またこれらの活動を指揮する創造主を尊ぶべきことがわかります。

また、昨今では地球環境対策としてバイオマスの活用が進められています。生物(バイオ)を活用した燃料の生産がその主目的です。私達の生活は更に他の生物種の生命活動に依存度を増していることを認識しなければなりません。また、同時に創造主をもっと自分達の都合の良いように活用しようとする人間の身勝手さが更に進もうとしていることにも注意したいものです。


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