ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落095 [2007-07-02]

095 i.e. An electric socket is made to hold a light bulb and not for a finger to be placed in it when the current is on. Even when it is not, should one be standing in moisture, he can receive a shock. If one gets hurt or has an unpleasant experience by the misuse of the law, he cannot blame the man that is willingly giving him the power. He can only blame himself, either for ignorance of the law, or aggression on his part.

095 即ち、電球のソケットは電球を固定する為に作られたもので、電流が流れている時に指を入れる為のものではありません。指を入れなくても、湿った場所に立って(ソケットを触った)場合にはショックを受けるかも知れません。仮に法則の誤用によって痛い目に逢ったり、不愉快な体験をしたとしても、電力を喜んで送っている係員を責めることは出来ません。自分自身が法則について無知であったか、自分の無謀な行為について自分自身を責めるべきなのです。





【解説】

私達は自由勝手に動き回るやんちゃな子供のようなものです。しかし、法則は全ての末端においても等しく働く訳で、例外はありません。誤った法則の使用は当然、誤った結果をもたらします。

本文では電球のソケットに指を入れる例が述べられていますが、実際にはどのような事柄が想定されるのでしょうか。宇宙の隅々から支えている法則の誤用の例としては、「ねたみ」や「うらみ」「不安・心配」「恐れ」等の人間の心が放つ想念があると考えます。それらは内容の善し悪しに係り無く、いずれ現実(結果)世界に作用することでしょう。それほどに想念の放つパワーは大きいものがあると思われます。しかし、同時にそのパワーは発信者自身にも相手と同様に作用します。従って、よく「怒りは敵と思え」と言われますが、それはそうしたマイナスの想念は相手のみならず、自分にも帰ってくることを指摘しているのです。

このような法則の誤用は、法則について無知なことに原因があります。因果応報、私達は否応なく、宇宙の秩序、大法則の直中に生きており、その法則を自ら理解しようと努力し、自然と調和して生きることが大切なのです。


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