ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落062 [2007-05-15]

062 Patience and faith are the foundation of such a reward. For those who become impatient become shipwreck.

062 忍耐と信頼はこのような報いの基礎です。短気な者は挫折します。



【解説】

長年の私達の習慣、更にはこの惑星における太古から積み上げられてきた社会システムの大きな流れの中にあっては、人間本来の生き方を新たに取り入れるのは容易ではありません。まして今までの心の指令に代えて、宇宙にあまねく目に見えず、耳に聞こえない「印象」を通じて会話する存在である意識を自らの教師として受け入れ、結果の世界に加えて、それらの印象を合わせて感受せよということは、初期の段階では気の遠くなる話しです。

しかし、どのような分野であれ、努力の積み重ねはやがて成果として実を結ぶものです。体験上からも、その結果を得る機会は意外と早く来ます。いわゆる「時間」という概念に私達は捕われていますが、それは行動を起こす前の心の言い訳に過ぎません。実際に努力を続ける内に、その目的地はあっさり到達する例が多いように思われます。

何もしない段階では、心が勝手に想像する困難のイメージは膨らむ一方ですが、行動を積み重ねる中で、それら仮想のイメージは容易に解消するものです。

ですから、忍耐強く、目的に向かって一歩一歩近付くことが大切だということです。そして自らが望む目標が創造主の望むものであれば、なおのこと、行く手には数々の支援の手が差し伸ばされることでしょう。創造主への信頼があれば、努力は続けられるものです。


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