ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落045 [2007-04-25]

045 Just reading this lesson will be of very little value but daily and momentary practice will bring results. When you have questions pertaining to any of the lessons you should write them down. And if you do not find the answer in the forth coming lessons after receiving three, you may send them to me.

045 ただ、この教科を読むだけでは何らの価値にもなりませんが、日々のそして一瞬の実践が結果をもたらすことでしょう。この教科のどの部分についてであれ、疑問がある時は、それらを書きとめて下さい。そしてもし、3課を受取った後もあなたが次ぎに来る教科までに回答を見つけられなければ、それらの疑問を私に送って戴いても構いません。





【解説】

第1課を終えるに当って、アダムスキーは学習者にこの教科をただ読むだけでは効果がないこと、日々刻々の実践こそが重要であると説いています。問題は私達の心というある意味、掴み所の無い対象を取扱う以上、知識として蓄積したとしても、実際の私達の精神活動を訓練するには、その活動を捉えた上で試行錯誤を繰り返しながら進める必要があるということです。

本書で度々自動車の運転の例えが出て来ました。もちろん、自動車の運転に先立って自動車の仕組みやハンドル、アクセルやブレーキの操作方法、更には交通ルール等の事前学習が必要です。しかし、それだけでは運転できるようにはなれません。実際に自動車を動かして様々な実践体験を積んで初めて自在に自動車をコントロールできるようになり、また自動車がもたらす本来の便益を享受することができるようになります。

同様に、私達は私達自身の心や意識の作用についてここで一通りの基礎知識を学んだからには、今度は実際の生活の場、自らの精神活動の実践の場において、少しずつ操縦の訓練を続け、技量を高めることが必要だということです。

また、アダムスキーはこの講座を単なるテキストの配布ではなく、通信教育の形で運営しようとしていました。元来は教師(先導者)が学習者の疑問に答える丁寧なシステムを目指していたことがこの一節からよくわかります。それほどにこの「生命の科学」には、私達地球人の進歩に必要な教科が詰まっているということです。


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