ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落040 [2007-04-18]

040 Our habits of thinking in relation to past and present teachings in all fields of life are the rough spots that must be removed. Some will be harder to remove than others, but determination of purpose will bring the desired results. Then will come the polishing or establishing of new habits which perhaps will not be easy or pleasant at first. But when all of this is accomplished the Glory of God will manifest through the form once known as man.

040 生命の全ての分野についての私達の思考習慣は取り除かなければならない荒削りな汚点なのです。ある部分は他より取り除くのがより困難かも知れませんが、目標に向けた決意は望む結果をもたらすでしょう。その後、研摩即ち、最初は容易でも快適でもない新しい習慣が来ることになるのです。しかし、この全てが達成される時、神の栄光が人として知られる形有る者を通じて現われるでしょう。





【解説】

ここでは、取り除かなければならないものは、私達の長年の思考習慣であると述べています。こびりついた古い習慣を取り除いて、本来の意識の指導を受け入れる態勢を構築し、それを新しい習慣とせよと言っています。

ポイントは継続の力であると思われます。何事もそうですが、物事を始める時、最初は苦労するのですが、回を重ねるにつれ、次第にうまく出来るようになるものです。また、継続することによって、良くも悪くも大きな影響を及ぼすことは言うまでもありません。ブランコの揺れと同じように、少しずつの振れでも、回を重ねるにつれて大きな振幅(影響)となる訳です。

まして日常の思考パターンのように時々刻々の場合は、なおさらその影響は顕著なものになる筈です。私達がこれまで続けて来た自我(エゴ)を中心とした世界観は、何千年もの間、地上で受け継がれて来た訳ですから、これを一朝一夕に改めることは容易ではありません。しかし、ここではむしろ、新しい思考習慣を開始することの大切さを述べ、一度、各自の思考パターンがその方向に転換し始めれば、やがて人間本来の輝きが現れることを確認しています。


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