ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落034 [2007-04-12]

034 Here you may say that you do not wish to follow blind faith. Yet to accomplish what you feel down deep within yourself that you can -- you must use it. For what is blind faith? When you were planning your house you were using blind faith for the house was not present as a finished structure of concrete and plaster. Whatever you do in your life is performed with blind faith, for you never know what the results will be in any act. Whether walking or riding or whatever you are doing you hope that all will be well, but you are never sure. In fact 99 % of our life depends upon blind faith. I leave the 1 % to past experiences, but even there you are not sure the results will be the same if repeated.

034 ここにおいてあなたは、盲目的な信頼に従がおうとは思わないと言うかも知れません。しかし、あなた自身の中の奥底であなたが出来ると感じていることを達成する為には、あなたはそれを用いなければなりません。何故なら、盲目的な信頼とは何でしょうか?あなたがあなたの家を計画している時、あなたは盲目的な信頼を用いています。その家はコンクリートとしっくいの仕上げられた構造物として存在していないからです。あなたが人生の中で何を成そうと、それは盲目的な信頼とともに成されます。あなたはいかなる行動においても結果がどのようになるかはわからないからです。歩いている、或いは乗り物に乗っている時、或いはどのようなことをしているにかかわりなく、あなたはすべてはうまく行くように願いますが、確信を得ることはありません。実際には、あなたの人生の99%は盲目的な信頼に頼っているのです。私は残りの1%を過去の体験に残していますが、それでさえ、あなたは仮に繰り替えしであったとしても結果が同じになるかどうかは確かではないのです。



【解説】

ここでのポイントは盲目的な信頼です。(従前は"faith"を"信念"と訳される例が多かったのですが、faithには信仰の意味もあり、"信念"という"やみくも的"、"断定的"なニュアンスを避ける上から創造主への信仰の意味合いも込めて、"信頼"としました。)

これまで述べて来たように、何かを創り出す際に、私達は実際には99%、この盲目的な意識への信頼関係を活用していることに気付く必要があります。私達の心がどうさわごうとも、物事が生まれる際の一つ一つの過程を少し考えれば、私達は常に未知なる存在からの指導(印象)に従っていることを認めざるを得なくなります。

逆に言えば、それほどに私達は日常的に意識から、その時々に必要な印象を受けているのです。心が今後、よりスムーズに宇宙の源泉から来る印象を取り入れやすくする為には、その存在に対して、信頼を寄せ、印象の流れを妨げないようにすることが重要です。それが、意識に対する全面的な信頼が求められる由縁です。


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