ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落047 [2021-06-14]


047 Now we proceed to analyze the mind, which is made up of the senses. This sense mind is actually in the process of creation through its constant learning. It is like a sensitive plate which receives impressions from its observations of effects. And most of the time its conclusions are not in accord with natural law.
047 これからは、感覚から成り立っている心なるものを分析することにしましょう。この感覚の心は実際にはその絶えざる学習を通じて創造される過程にあります。それは結果の観察から印象を受ける感受性のある板のようなものです。そしてほとんどの場合、その出す結論は自然法則と調和していません。




【解説】
私達が抱える最大の課題が、本項で示されている私達自身の「心」にあり、その心の実態はどのようなものであるかを従来にない科学的な視点で説かれています。
私達自身の中で、自我を支配する最も大きな要素である「心」こそ、進化の道を歩む存在です。従って、各自が人生航路の中で様々な体験を経ながら自らの心を訓練して行く訳で、本来は年を重ねるにつれて上質なものに進化すべき筈ですが、実際のところは如何でしょうか。
その者が進化の途を歩んでいれば遂には目的の地に到達することに疑いはありませんが、脱落の途を歩めばその逆に退化は免れません。
相手がいわば自分自身の内側ということは、身体が何処にあっても訓練は出来る訳で、費用も手間も必要ありません。只、自分に向き合って少しずつ訓練することが可能であることが分かります。



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