ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落044 [2021-06-09]


044 So the first thing a student of life should do is to cultivate the ever present awareness of Cause and Effect. Where not only the mind will see the form as it has in the past, but also it will permit the consciousness to reveal the invisible supporter of the form. It will be like driving a car with full awareness of all of its working parts which produces the power, that the sight does not see.
044 ですから、生命の学習者は原因と結果に関する不断の気付きを養うことを最初にしなければなりません。心がこれまでそうであったように形を見る他に、意識が形有るものの目に見えない後ろだてを明かすことを容認させることです。それは自動車を視覚では見えないその動力をつくり出す作動部品の全てを完全に意識しながら運転することに似ています。




【解説】
これまで示された課題の中で私達が真っ先に取り組まなければならないテーマはこれであると、著者は本項を取り上げているのです。
即ち、私達にとって最も重要なのは、原因とそれに対応する結果の結びつきを学ぶということです。昔から因果応報とも呼ばれて来ましたが、その本来の意味は宇宙的法則として何らかの原因作用があって、はじめて具体的な現象が起こるというものであり、それらは一対一の対応となっているのです。
もちろん、あのいまわしい核兵器でさえも、その爆弾の内部構造は精緻なものであり、例え原爆・水爆でさえも、原因となる反応が起こされれば人類の命を一瞬で蒸発させる高温爆発を起こす訳です。
その原因と結果の作用は、もちろん本来的には天国を地上に創り出すほどの創造力を持っています。各人にあってもそれらの作用実態を身近に感じ取ることが出来れば、次第に本来の思考習慣が身に付き、視野と理解の幅が拡がる筈です。また、そうした状況の中で人々は各々の本来の役割をも果たすことが出来るに違いありません。


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