ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第16章 段落176 [2020-12-24]


16 THE CHEMICAL UNIVERSE
176 There is nothing in this world that does not speak the universal language and reveal the secrets of the Cosmos if we are alerted to the frequency of that which we observe. It is through this small world of ours that we can gain our understanding of the cosmos, and such knowledge can come through unceasing research regarding the elements which compose our earth, atmosphere, and the various forms upon the earth.
第16章 化学的な宇宙
176 私達が観察するものの周波数に私達が鋭敏であれば、この世界で宇宙普遍の言語を語り、宇宙の神秘を明かさないものは何一つありません。私達が宇宙の理解を得ることが出来るのはこの私達の極微の世界を通じてであり、こうした知識は私達の大地や大気、そして地上における様々な形あるものを構成する元素に関して絶え間ない研究を通じてもたらされることが出来るのです。




【解説】
私達はこれまで、生物と無生物とに分けて来ました。目の前で動くもの、形を変えるものを生きものとし、他のものには心も無く意思もないとして来ました。しかし、本項では地球を構成するあらゆるものは宇宙の言語を語り、私達の問いかけに宇宙の知識を教えて呉れる存在だと説いています。
その根本は万物の微細な構成要素である分子・原子が実は驚くべき知性を有しており、その源は宇宙に繋がっていることにあります。私達には未だ十分に理解できてはおりませんが、宇宙にはくまなく調和した波動が流れており、私達はその中でこれら各々の微細要素からの働きかけを受けることで、進化して行くことが出来るという訳です。万象ことごとくに神を観る心境はこうして生まれたと思われます。


第15章 段落175 [2020-12-23] <<  |  >> ご連絡 [2020-12-25]